白トイプードルの平均寿命は12〜16年とされており、小型犬の中でもトップクラスの長寿を誇ります。原種に近い毛色であるため、体質的には比較的頑健な個体が多いとされていますが、小型犬特有の疾患や毛色特有の注意点が存在します。
特に注意すべき代表的な病気とトラブルは次の通りです。
- 膝蓋骨脱臼(パテラ):後ろ足の膝のお皿が正常な位置から外れてしまう疾患。フローリングに滑り止めマットを敷く、高所からのジャンプを防ぐといった室内環境の整備が必須です。
- 白内障・眼疾患:シニア期に入ると水晶体が白く濁る白内障を発症しやすくなります。目元の異変や物にぶつかる動作がないか、定期的な眼科検診が推奨されます。
- アレルギー性皮膚炎・外耳炎:プードル特有の垂れ耳とカール毛は湿気がこもりやすく、耳のトラブルが多発します。週に一度の耳掃除と、皮膚の赤みチェックを習慣化しましょう。
- 気管虚脱:気管が押しつぶされて呼吸が苦しくなる病気。首輪ではなく、胸全体をホールドするハーネスを使用することで首への負担を大幅に軽減できます。
定期的な健康診断と毎日のスキンシップを通じて小さな異変を早期発見することが、愛犬と健やかに歳を重ねるための最大の土台となります。