予防医学や肝臓病治療の第一人者である栗原毅医師(栗原クリニック東京・日本橋院長)は、現代人の「脂肪肝」リスクとコーヒーの相関関係について強く喚起している。
栗原医師によると、肥満の初期段階として見過ごされがちなのが、肝臓に脂質が溜まる「中性脂肪の滞留」だ。食後の血液中に溢れた糖と脂質が、肝臓で脂肪へと変換されるプロセスを食い止めるために、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が極めて有効に働くという。
「食後に砂糖抜きのブラックコーヒーを飲む習慣をつけるだけで、脂肪肝の予防はもちろん、内臓脂肪がつきにくい代謝体質へとシフトできる」と栗原医師は指摘する。無理な食事制限をしなくとも、飲むタイミングを適正化するだけで体型管理の質劇的に向上するという考え方だ。