納豆菌は、数ある発酵菌の中でも非常に強い生命力を誇る。胃酸に負けずに生きたまま腸まで届き、善玉菌の代表格であるビフィズス菌や乳酸菌のエサとなってそれらを増殖させる働きがある。
この納豆菌のポテンシャルをさらに倍増させるのが、相乗効果を生む食品との組み合わせだ。例えばキムチなどの発酵野菜と合わせることで、乳酸菌と納豆菌が同時に腸に届き、腸内フローラのバランスが劇的に改善する。また、オリーブオイルやアボカドに含まれる良質な脂質は、納豆に豊富な脂溶性ビタミン(ビタミンK2など)の吸収率を飛躍的に高めてくれる。
逆に、生の卵白を直接混ぜ込む場合は注意が必要だ。卵白に含まれるアビジンというタンパク質が、納豆のビタミンB群の一種であるビチンの吸収を阻害してしまう。卵を合わせるなら黄身だけにするか、加熱した卵を使うのが賢明だ。