なぜ「ほりにし」は、ひと振りで食材の味を劇的に変化させるのでしょうか。その秘密は、計算し尽くされた原材料の配合比率と旨味成分の相乗効果にあります。パッケージ裏面に記載された原材料表示を確認すると、一般的なスパイスソルトとは一線を画す構成であることが分かります。
ベースとなるのは食塩と粗挽きガーリック、黒コショウですが、最大の特徴は「粉末醤油」と「チキン調味料」、そしてフランス料理の出汁のベースである「ミルポアパウダー(香味野菜を炒めて煮詰めたエキスパウダー)」がふんだんに使われている点です。
味覚センサーの分析や食品科学の視点から見ると、醤油や香味野菜に含まれるグルタミン酸と、チキン調味料に含まれるイノシン酸が絶妙に組み合わさることで、口の中で爆発的な旨味の相乗効果が生まれます。さらに、ガーリックのパンチ力と柑橘系の陳皮(チンピ)、コリアンダーやパプリカなどのハーブ類が幾重にも重なり合うことで、洋風でありながらどこか親しみやすい和の出汁感を感じさせる、日本人の舌に最も馴染む味わいに仕上がっているのです。