だが、栄光の光が強ければ強いほど、射し込む影もまた深かった。2014年に発覚した違法薬物事件。日本中を激震させた衝撃の逮捕劇は、二人の生活を根底から打ち砕いた。連日自宅を囲む報道陣のカメラ、世間からの厳しい批判、そして夫の心身の崩壊。洋子さんはそのすべてを真正面から受け止めなければならなかった。
当時の様子を知る関係者は語る。「彼女は夫を保護し、更生させるために奔走していました。しかし、プライベートを完全に奪われた極限状態が何年も続き、心身ともに限界を迎えていたのは誰の目にも明らかでした」。病魔と依存症の恐怖、そして世間の冷ややかな目。かつてのパートナーとしての情愛と、一人の人間としての限界との間で、彼女の心は細かく破断していった。