民間企業を含む航空宇宙産業の巨頭たちは、国境を越える圧倒的な技術的優位性を確保するため、この砂漠の基地で絶えず実験を繰り返してきた。レーダー反射面積を極限まで削ぎ落とした異形の機体や、プラズマ制御を用いたサイレント推進技術など、先進兵器の開発史はまさに試行錯誤の連続である。
しかし、テスト飛行の過程で遭遇した説明のつかない空中現象や、現代の物理法則を無視した動作を見せる未確認飛行物体(UFO)の存在は、開発者たちの間でも秘密裏に共有されてきた。軍が追う軍事機密と、空を舞う正体不明の光。そのふたつは今なお複雑に絡み合っている。