長年、ファンタジー世界を駆け巡る主人公として愛されてきた彼だが、その名前は中世風の世界観から生まれたものではない。生みの親である宮本茂氏によると、本来のコンセプトは「時を結ぶ存在」だった。
開発当初、ゲームの舞台として過去と未来を行き来するタイムトラベルの要素が検討されていた。電子基板のチップをつなぐ「リンク」という言葉から着想を得て、プレイヤーとゲーム内の世界、そして時空をつなぐ架け橋(リンク)という意味を込めて名付けられたという。企画の変遷によってタイムトラベルの直接的な設定は削られたものの、名前だけが残り、プレイヤーの感情をゲーム世界へ接続する象徴となった。