この問題は、大谷家に限ったことではない。世界的な成功を収めたアスリートや著名人の家族が、プライバシーを奪われ、住処を追われるケースは後を絶たない。アメリカでは一流選手の家族がゲートコミュニティ(周囲を塀で囲んだ監視付き住宅地)に住むことが一般的だが、日本でも同様の対策が必要な時代に入っている。
個人の尊厳や安全よりも、大衆の好奇心が優先されてしまう現状。メディアの報道姿勢や、ファンのモラルが改めて問われている。スーパースターを生み出した代償として、その家族が平穏な日常を差し出さなければならない社会は、健全とは言えないだろう。