焦るあまり、ネットの誤った情報を鵜呑みにするのは極めて危険だ。特に「塩を直接患部にすり込む」「消毒用アルコールやオキシドールで焼く」「クエン酸原液を垂らす」といった強烈な刺激を与える方法は、絶対に行ってはならない。
これらは一見、「激痛の後に痺れて痛みが消えた」ように錯覚するかもしれない。だがそれは、患部周辺の神経系が強烈なダメージを受けて一時的に麻痺しただけに過ぎない。実際には健康的で正常な周囲の粘膜まで化学火傷を起こし、潰瘍を深く広げてしまう結果となる。傷口を痛めつける行為は治癒を数日遅らせるだけでなく、二次感染のリスクを激増させる暴挙なのだ。