キャバクラの会計が複雑に感じられる最大の原因は、居酒屋のような単品注文の積み上げではなく、「滞在時間+各種手数料」で計算される料金システムにあります。代表的な内訳と計算式を把握しておきましょう。
基本的な料金構成は以下の通りです。
【総支払額 =(セット料金 + 指名料 + キャストドリンク代 + ボトル・フード代 + 延長料金)× サービス料・TAX】
各項目の相場と仕組みを詳細に解説します。
- セット料金(基本料金):40〜60分を「1セット」とし、席料・ハウスボトル(店側が用意した飲み放題の焼酎・ウイスキー)・氷・割り材(水やお茶)が含まれます。地方や郊外では4,000〜6,000円、都心部(歌舞伎町・六本木・ミナミなど)では7,000〜12,000円が相場です。
- 指名料:お気に入りのキャストを自分の席に専属で呼ぶための料金です。相場は1セットあたり1,500円〜3,000円程度です。
- キャストドリンク代:接客中のキャストに振る舞うお酒やノンアルコールドリンク代です。1杯1,000〜2,000円が一般的で、1セット滞在中に1〜2杯頼むのが暗黙のマナーとされています。
- 延長料金:セット時間を超えて滞在する場合に加算される料金です。30分で3,000〜5,000円、60分で6,000〜10,000円程度が加算されます。自動延長制の店舗が多いため、退店時間を自分で管理する必要があります。
- サービス料・TAX(税金):キャバクラの会計で最も注意すべき項目です。飲食税・深夜料金・店舗サービス料を含め、小計に対して20%〜35%が上乗せされます。
ボトルキープの仕組みについても触れておきます。セット料金内のハウスボトルではなく、自分の好みのウイスキーや焼酎、シャンパンをボトル注文(キープ)すると、次回以降はボトル代がかからずセット料金のみで飲めるようになります。ただし、キープボトルがあってもセット料金自体が免除されるわけではありません。
初めてキャバクラへ行く場合の総予算の目安としては、フリー(指名なし)で1セット楽しむなら8,000円〜15,000円、お気に入りの子を指名してドリンクを2杯程度ご馳走する場合は15,000円〜25,000円を想定しておくと安心です。