アングリッドの福袋がネット上で激しい批判を浴びるに至った最大の要因は、「ブランド通常商品との品質乖離(かいり)」にあります。Ungridといえば、本格的なデニム加工や上質なリネン、こなれ感のあるヴィンテージライクな風合いが持ち味のブランドです。通常アウターを購入すれば2万円前後は下りません。
しかし、炎上が目立った年の福袋は、いわゆる「福袋専用にコストを抑えて大量生産されたアイテム」で構成されていました。開封したユーザーからは「生地がペラペラで安っぽい」「裏地のない薄手のアウターで冬を越せない」「縫製が粗く糸が飛び出している」といったアングリッド福袋炎上理由が次々とSNSに投稿される事態となったのです。
さらに、売れ残りの詰め合わせと受け取られかねない奇抜な色味のトップスや、体型を選ぶ極端なシルエットのボトムスが入っていたことも火に油を注ぎました。ブランドの世界観を愛し、1万円以上を投じて購入したコアファンほど裏切られた感覚が強く、「中身がひどい」「実質的な鬱袋」という強い言葉とともに不満が爆発しました。