二世俳優に対してネット掲示板やSNSで決まって投げかけられるのが、「親のコネによるゴリ押しではないか」という疑惑です。しかし、取材現場から見えてくる現実は全く異なります。
まず、所属事務所である研音は、実力至上主義で知られる老舗プロダクションです。仮に親が看板俳優であっても、オーディションでの適性審査やレッスンへの取り組みが基準に達していなければ所属・プロモートされることはありません。実際、野村康太はデビュー前、演技レッスンを基礎から徹底的に受講し、事務所内部の厳しい査定をクリアした上で世に出ています。
また、デビュー当初はあえて「沢村一樹の息子」という肩書きを過剰にアピールせず、本名である「野村」の姓を名乗ってオーディションを受け続けていました。視聴者がドラマを見進める中で「このスタイル抜群の俳優は誰だ?」と話題になり、後から沢村一樹の次男であることが広く認知されたという経緯があります。下積みのオーディションを自分の足で勝ち抜いてきた事実こそが、ネット上の安易なコネ説を覆す最大の証拠です。