高岡駅から南へまっすぐ伸びる八丁道を進むと、格式高い伽藍配置を誇る「国宝 瑞龍寺」が姿を現す。加賀藩二代当主・前田利長公の菩提寺として建てられたこの寺院は、山門、仏殿、法堂が直線上に並ぶ美しさが圧巻だ。静寂に包まれた境内で柱の直線美や鉛瓦の屋根を見上げれば、かつての大名文化の洗練された美意識が全身に伝わってくる。
一方、駅から徒歩約10分の場所には「日本三大仏」の一つに数えられる「高岡大仏」が鎮座している。青銅製の大仏として地域の人々に愛され続けるその表情は、どこか慈愛に満ちている。瑞龍寺から高岡大仏へと巡る黄金ルートは、歴史の深みに浸る最高の散歩道だ。