治療の基本は、胃酸の分泌を抑える薬物療法だ。しかし、薬はあくまで症状を抑える対症療法に過ぎず、胃がズレているという物理的な構造を治すわけではない。薬をやめると再発するケースが多く、長期服用による副作用への懸念もゼロではない。
そこで2026年現在、注目を集めているのが身体への負担が極めて少ない低侵襲(ていしんしゅう)治療だ。内視鏡を用いた新しい手術法や、腹腔鏡を使った日帰り〜短期入院での手術が普及しつつある。薬を飲み続ける生活から脱却したい若年層を中心に、外科的アプローチを選択する人が増えている。