かつてJ-POPの頂点を極めた松浦勝人は、2026年6月にエイベックスの代表取締役CEOを退任しました。経営の執行責任を後進に譲り、自らは代表取締役会長(ファウンダー)としてグループ全体のクリエイティブ監修や新規大型プロジェクトの舵取りを行っています。経営の細かな実務から解放されたことで、本来の強みである「純粋な音楽制作」や「次世代スターの発掘」へ再び注力する体制を整えました。
現在の活動は音楽プロデュースにとどまりません。スタートアップ企業へのエンジェル投資、Web3やNFT、暗号資産を活用した先端エンタメビジネスの立ち上げなど、投資家・ベンチャーキャピタリストとしての側面を強めています。自身の嗅覚を頼りに新たなカルチャーへ巨額の資金を投じる姿勢は、貸レコード店から一代で巨大エンタメ帝国を築き上げた創業期と何ら変わりません。
また、個人で運営するYouTubeチャンネルやX(旧Twitter)、TikTokなどの発信力は圧倒的です。芸能界の裏事情や過去のヒットのカラクリ、大物アーティストとの生々しいエピソードを赤裸々に語る姿は、既存のメディアでは見られない本音のエンターテインメントとして若年層からも高い支持を獲得しています。