24時間テレビのマラソンを語るうえで外せないのが、1992年の第15回(間寛平氏の挑戦)から長年にわたりマラソン指導・監修を務めてきた坂本雄次トレーナーの存在です。ランナーに寄り添いながら数々のドラマを支えてきた坂本トレーナーの姿は、番組の象徴でもありました。
近年では世代交代が進み、坂本氏の立ち上げたランニング総合支援会社「レゴリス」の精鋭スタッフや、坂本氏の愛弟子である実力派ランナーたちが歴代伴走スタッフのノウハウを受け継いで現場の指揮を執っています。2026年現在もその指導哲学は色濃く残されており、「無理をさせず、しかし目標時間内に必ず武道館・両国国技館へ届ける」という伝統的な伴走イズムが継承されています。
現在伴走を務めるサポートランナーたちも、箱根駅伝経験者や実業団出身者、市民マラソンでサブ2.5(2時間30分切り)を達成しているトップレベルのランナーばかりです。ランナーがどれほどペースを落としても乱れても、寸分の狂いもなく合わせられる圧倒的な走力を持つ人物だけが選ばれています。