逮捕から半月余りが経過した2016年9月9日、事態は急展開を迎えます。前橋地検は高畑裕太を不起訴処分とし、身柄を拘禁されていた前橋警察署から釈放されました。
不起訴となった最大の理由は、被害者女性側との間で示談が成立したことによる告訴取り下げでした。釈放直後、高畑裕太の弁護人は報道各社に向けて詳細な文書を公表。そこでは以下のような経緯と見解が主張されました。
弁護側は「悪質性が際立つような強引な暴行・脅迫があったわけではなく、違法性の認識が極めて希薄な状況下で起きた偶発的な出来事であった」と説明。互いの合意があったと誤認する余地があったとし、結果的に成立した示談内容を踏まえて検察側が起訴猶予を含む不起訴の判断を下したとされています。
法的には刑事罰を免れる形となったものの、世間からの激しい批判が収まることはなく、所属していた芸能事務所・レプロエンタテインメントは同日付で専属契約解除を発表。事実上の芸能界追放となりました。