事件が発生したのは、水戸市内にある閑静な住宅街の一角。被害者の女性は、自宅アパートの一部を改装し、個人経営のネイルサロンを開いていた。SNSを活用して集客し、丁寧な施術と明るい人柄で固定客を増やしていた矢先の悲劇だった。
自宅サロンという形態は、開業のハードルが低い一方で、プライベートな空間に他人を招き入れるリスクと隣り合わせだ。密室という逃げ場のない環境が、犯人にとって好都合な状況を作り出してしまったことは否めない。事件当日、近隣住民は不審な物音や争う声を聞いておらず、犯行は極めて隠密に行われたとみられている。