1985年、おニャン子クラブのメンバーとしてデビューした高井麻巳子さん。その清楚でどこか儚げなビジュアルは、グループの中でも異彩を放っていました。ソロデビュー曲『シンデレラたちへの伝言』が大ヒットし、岩井由紀子さん(ゆうゆ)とのユニット「うしろゆびさされ組」でもアニメ主題歌を担当するなど、その人気は絶頂を極めていました。
しかし、1988年。ファンに衝撃が走ります。グループの仕掛け人である秋元康氏との結婚と、それに伴う突然の芸能界引退。ファンクラブが結成された直後の出来事であり、まさに「青天の霹靂」でした。彼女は未練を見せることなく、マイクを置き、一般女性としての道を歩むことを決意したのです。