現行C28型セレナは、先代C27型に比べてプラットフォームの剛性が大幅に向上しており、足回りを引き締めた際のリニアな応答性が際立ちます。C28型ではグリルと一体化した先鋭的なフロントマスクを持つため、車高をわずか25〜30mmほど下げるだけでも劇的に塊感とワイド&ローなスタンスが強調されます。
C27型においては中古車市場の流通量増加に伴い、ダウンサスの経年劣化によるリフレッシュ需要が急増しています。長年乗り続けた純正ショックアブソーバーにヘタったスプリングを組み合わせるとオイル漏れや異音の原因となるため、足回り全体を新品の車高調キットに刷新するオーナーが増加傾向にあります。
また、ハイウェイスターのドレスアップでは、ローダウンと同時に18インチや19インチへのアルミホイールインチアップを組み合わせるのが王道です。ただし、セレナのリアフェンダー内部はスペースがタイトな設計となっているため、インセット(オフセット)の選定を誤るとフェンダーのツメやインナーライナーにタイヤが干渉します。適切なキャンバー角の調整と正確なアライメント測定を同時に行うことが、美しさと走りの安全性を両立する鍵となります。