近年、人事院や各省庁は「能力本位の人事」を掲げ、ノンキャリアから本省の課長や、さらには審議官級への登用をアピールするようになった。確かに、実力のあるノンキャリアが異例の出世を果たすニュースは増えている。
だが、現場の受け止め方は冷ややかだ。「象徴的な抜擢はあるが、それは氷山の一角に過ぎない」と、ある中堅職員は明かす。依然として、入省時の試験区分による将来のポジションの「上限」は暗黙の了解として存在しており、この「ガラスの天井」が若手のモチベーションを削ぐ最大の要因であり続けている。
近年、人事院や各省庁は「能力本位の人事」を掲げ、ノンキャリアから本省の課長や、さらには審議官級への登用をアピールするようになった。確かに、実力のあるノンキャリアが異例の出世を果たすニュースは増えている。
だが、現場の受け止め方は冷ややかだ。「象徴的な抜擢はあるが、それは氷山の一角に過ぎない」と、ある中堅職員は明かす。依然として、入省時の試験区分による将来のポジションの「上限」は暗黙の了解として存在しており、この「ガラスの天井」が若手のモチベーションを削ぐ最大の要因であり続けている。