2026年から段階的に進められてきたホストクラブの売掛規制。2026年現在、表向きは「売掛の全廃」を掲げる店舗が増えた。しかし、これで問題が解決したわけではない。むしろ、規制の網の目をくぐり抜けるようにして、借金システムはより巧妙かつ地下に潜る形へと進化してしまったのだ。
「店にツケができないなら、外で借りてこい」。これが新しい暗黙のルールだ。ホスト自身が消費者金融や、場合によっては違法な闇金業者を女性に紹介するケースが後を絶たない。結果として、店に対する売掛金は、個人間の、あるいは裏社会が絡む「悪質な借金」へと姿を変え、女性たちをより苛烈に追い詰めることになった。