サンクチュアリは「猫と遊ぶカフェ」であると同時に、「終生飼育を約束できる里親を探すシェルター」です。そのため、譲渡にあたっては単なる衝動買いを防ぐための厳格な審査基準とステップが設けられています。
里親になるための主な基本条件は以下の通りです。
- 完全室内飼育と脱走防止対策の徹底:ベランダや玄関、窓への柵設置が必須条件。
- ペット飼育可物件の証明:賃貸やマンションの場合は規約書類の提示が必要。
- 終生愛育と適切な医療ケアの提供:定期的なワクチン接種や健康診断の実施。
- 家族全員の同意:同居人全員が猫アレルギーでないこと、全員の合意があること。
- 単身者・高齢者への条件:万が一の際に対応できる後見人(保証人)の設定を求める場合あり。
- トライアル期間の実施:店舗での面談後、自宅での一定期間(約1〜2週間)のトライアル飼育を経て正式譲渡へ移行。
譲渡に際して発生する譲渡費用(約3万〜5万円前後が目安)は、保護期間中に行われた「混合ワクチン接種」「ウイルス検査(FIV/FeLV)」「ノミ・ダニ駆除」「マイクロチップ装着」「不妊去勢手術(月齢による)」などの実費医療費の一部負担金です。ペットショップのような生体生販価格ではなく、次の保護猫を救うための基金として循環する仕組みとなっています。