TOKIOの番組史を語る上で欠かせないのが、1990年代後半から2000年代にかけて民放各局で巻き起こしたバラエティ旋風です。音楽バンドとしての実力派アイドルでありながら、体当たりロケや歯に衣着せぬトークを展開するスタイルは、当時のテレビ界に鮮烈なインパクトを与えました。
TBS系で1999年から2003年まで放送された『ガチンコ!』は、最高視聴率25.0%を超える社会現象となりました。「ガチンコファイトクラブ」や「ラーメン道」「大検合格道場」など、過酷な試練に挑む若者たちと正面から向き合う企画は、真剣勝負ならではの熱量とドラマ性を生み出しました。当時、リーダーの城島茂や松岡昌宏が見せた時に厳しく時に温かいリアクションは、従来のアイドル像を完全に打破する契機となりました。
フジテレビ系列におけるトークバラエティの系譜も見逃せません。1999年にスタートした『TOKIO HEADS!』から『メンパラ?』を経て、2000年に始まった『メントレG』は、ゲストの本音に迫る「楽屋訪問」や「持ち込み企画」で長年親しまれました。その後も『5LDK』(2008年〜2012年)、『TOKIOカケル』(2012年〜2026年)へと看板を引き継ぎ、24年以上にわたりフジテレビの夜帯で冠番組枠を守り続けました。