妊娠情報アプリや妊娠コミュニティ(知恵袋やXなど)における妊婦たちのリアルな声を分析すると、初期の激しい躊躇と、その後の心境の変化が如実に浮かび上がってきます。
妊娠発覚直後のプレママたちの投稿には、次のような切実な吐露が目立ちます。
「上の子の保育園でインフルが流行り始めた。でもお腹の子はまだ9週。何かあったらと思うと怖くて注射の予約が押せない」
「実母から『妊娠中にワクチンなんてとんでもない』と怒鳴られてパニックになった。お医者さんは打てと言うけれど誰を信じればいいのか」
一方で、産婦人科医による丁寧な説明を受け、実際に接種を終えたプレママたちからは、安堵と現場実感のこもった声が寄せられています。
「産院の先生から『お母さんだけの問題じゃなくて、生まれてくる赤ちゃんをインフルから守るためのパスポートだよ』と言われて迷いが消えた」
「上の子がインフルA型にかかって家庭内隔離が崩壊したけれど、私とお腹の赤ちゃんは無症状で乗り切れた。あのとき打っておいて本当に命拾いした」
また、経済的支援の面でも変化が進んでいます。少子化対策と母子保健の充実を掲げる自治体が増加しており、妊婦に対するインフルエンザ予防接種費用の助成制度を新設・拡充する動きが全国各地に広がっています。全額公費負担(無料)で接種できる自治体や、1回あたり2,000円〜3,000円を助成・還付する自治体など、その形態は地域によって様々です。自分が居住する自治体の公式サイトや母子保健窓口で最新情報を確認し、健診のタイミングと合わせて助成券を活用することが賢明な自己防衛策となります。