「スキンシップの相手がいない」「同居人がいても気恥ずかしい」という場合でも、生体反応を再現する方法は確立されています。それが「セルフハグ(バタフライハグ)」やグッズの活用です。
■ 正しいセルフハグの3ステップ
- 姿勢を整える:背もたれにゆったりと身体をあずけ、軽く目を閉じます。
- 両腕を胸の前で交差させる:右手を左肩(または二の腕)、左手を右肩に回し、自分自身を包み込むようにしっかりホールドします。
- 適度な圧をかけながら深呼吸:「痛気持ちいい」程度の重みをかけながら、4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口から息を吐き出します。これを1分〜2分間継続します。
ポイントは「二の腕から肩にかけての皮膚刺激」と「胸郭への適度な圧迫」です。自分の手であっても、C触覚線維が刺激されれば脳は快刺激として認識します。
また、適度な重みのある抱き枕やぬいぐるみを胸に抱えて寝るスタイルも極めて有効です。適度な圧迫刺激は「ディープ・タッチ・プレッシャー(DTP)」と呼ばれ、自律神経失調症やPTSDの臨床現場でも重度ブランケットとして応用されています。肌触りの柔らかい素材を選び、胸とお腹の隙間を埋めるように抱きしめることで、深い安心感とともに睡眠の質が向上します。