唐田えりかの韓国人気を決定づけたのは、2019年に韓国tvNで放送(Netflix世界配信)された総製作費540億ウォン規模の超大作ファンタジードラマ『アスダル年代記』への出演です。
ソン・ジュンギやチャン・ドンゴンといった韓国のトップスターが名を連ねる中、彼女は後半の物語を大きく動かす「モモ族の首長・カリカ」役として登場しました。水中で赤ん坊を抱きかかえて戦う勇壮な姿と、汚れのない凛とした佇まいのギャップは視聴者に強烈なインパクトを与え、放送直後には韓国最大の検索ポータルサイト「NAVER」のリアルタイム検索ワードランキングで総合1位を記録しました。
現地メディアや映画評論家が絶賛したのが、極めて高い韓国語の発音精度です。モモ族という異民族特有の威厳あるイントネーションを完璧に体得しており、外国人俳優にありがちな不自然なイントネーションを感じさせない芝居を披露しました。
当時のインタビューで唐田本人は、韓国活動に向けて専属講師のもとで発音矯正と文法学習を猛特訓したことを明かしています。台本が擦り切れるまで読み込み、現地のスタッフや共演者と直接コミュニケーションを取りながら役作りを深めた真摯な姿勢が、厳しい韓国のドラマファンからも支持された本質的な理由です。