2000年12月の入籍から、ふたりは常にゴシップの渦中に置かれてきた。トップアイドルとして全盛期を誇った木村拓哉と、80年代後半から90年代にかけてヒット曲を連発した歌姫・工藤静香。二人の結びつきは、当初「アイドル文化の禁忌」として扱われ、一部メディアやファンからの風当たりは想像を絶するものだった。
だが、時代は変わった。かつての批判的なトーンは影を潜め、今や「最も理想的な熟年夫婦」「互いをリスペクトし合う関係」としての評価が定着している。背景にあるのは、四半世紀間一度も揺らぐことのなかった家庭の結束と、各々が自身のフィールドで積み重ねてきた圧倒的な実績だ。ブレない姿勢こそが、時代の評価を反転させた最大の一手だった。