有名量販店の店頭価格と比べ、オートウェイの販売価格は時に3分の1から4分の1に達します。なぜこれほどの価格差が生まれるのか、その裏側には徹底的に合理化された流通モデルが存在します。
第1の理由は、中間流通マージンの完全なカットです。一般的なタイヤ流通では、メーカーから一次卸、二次卸、小売店へと何段階もの中間業者が介在し、それぞれの段階でマージンが上乗せされます。対してオートウェイは、海外主要メーカーからコンテナ単位で直接買い付け、自社メガ倉庫へ一括搬入する直輸入ルートを構築しています。流通段階のコストを極限まで削ぎ落としている点が最大の強みです。
第2の理由は、プライベートブランド(PB)および独占販売ブランドを中心とした取扱構成にあります。「NANKANG(ナンカン)」や「DAVANTI(ダヴァンティ)」、「HIFLY(ハイフライ)」など、海外で確固たる製造実績を持つブランドの専売権・直輸入体制を確保し、宣伝広告費を大幅に抑えながら調達原価を引き下げています。
第3の理由は、実店舗を最小限に抑えたEコマース特化型の在庫運用です。全国一等地に大型ショールームやピット人員を常時抱える一般的なカー用品店とは異なり、オートウェイは受注管理から発送までを大型物流拠点に集約しています。店舗の家賃や過剰な人件費をタイヤ価格に転嫁する必要がないため、年間を通じて安定した低価格を提供し続けられるのです。