山本家を語る上で、2018年に急逝した兄・山本“KID”徳郁氏の存在は今なお大きい。格闘技界に一期一会の旋風を巻き起こし、多くの人々に愛された兄の生き様と情熱は、彼女の心の中で今も熱く生き続けている。兄が遺した格闘技への愛や、周囲の人々に対する温かな眼差しは、彼女の子供たちへの教育方針や人生に対する姿勢にも色濃く反映されている。
困難にぶつかった時、彼女はいつも「山本家の精神」に立ち返る。どんなに厳しい状況であっても決して前を向くことを止めず、チャレンジを楽しむ強さ。兄が命を燃やして示してくれた熱量を受け継ぎ、次世代へとバトンを渡していくこと。それは彼女にとって、家族としての絆を確認し、自らのアイデンティティを再確認するための大切な原動力となっているのだ。