現代の事件捜査において、最も強力な武器となるのが「防犯カメラのリレー解析」と「デジタルフットプリント」だ。捜査本部は、現場周辺のプライベートな防犯カメラやドライブレコーダー、さらには近接する主要道路のNシステム(自動車ナンバー自動読取装置)のデータを瞬時に集約した。
最新の画像処理技術を用いた解析により、犯行前後と思われる時間帯に現場付近を通過した不審な人物や車両の特定が進められている。スマートフォンの位置情報データやSNS上のやり取りなど、現代ならではの痕跡を一つひとつ紐解く作業が夜を徹して続けられている。