ここ最近、InstagramやTikTok、さらにはYouTubeのショート動画で最も再生数を伸ばしているビューティコンテンツをご存知だろうか。それは「ピンを使わないセルフヘアアレンジ」のレクチャー動画だ。数年前までは「コテで全体を巻いてからピンで細かく留める」といった本格的な手法が主流だったが、現在は真反対のミニマリズムが支持されている。
背景にあるのは、Z世代を中心とした「タイパ(タイムパフォーマンス)」重視の価値観だ。髪を伸ばすプロセス自体を楽しみつつ、日常のセットには時間をかけたくないという本音が伺える。スマホの画面越しに数秒でプロセスが理解でき、動画を観た直後に洗面所でそのまま真似できる再現性の高さが、世界中でのバズを生み出す原動力となっている。