おみくじの中吉は吉より上?神社で違う「順番の真相」と結ぶ作法を徹底解説

おみくじの中吉は吉より上?神社で違う「順番の真相」と結ぶ作法を徹底解説

おみくじの中吉は吉より上?神社で違う「順番の真相」と結ぶ作法を徹底解説についての最新情報をお届けします。

「凶が出たら境内の木に結び、吉や大吉は持ち帰る」というルールが世間一般に定着していますが、これは神道や仏教の教義上、必須の決まり事ではありません。神社本庁の広報担当者や各地の神職が口を揃えて指摘するのは、「吉凶の別を問わず、神仏から授かった大切な教えとして持ち帰ることこそが本来の姿」という事実です。

おみくじの本質は、上部に書かれた「大吉」「中吉」という記号ではなく、中央に記された神の御心(和歌や漢詩、訓戒)にあります。おみくじ結ぶか持ち帰るかで迷った際は、その紙片を神仏からの手紙と見立て、手帳や財布の中に収めて1年間のお守り・行動規範とすることが最も推奨されます。

もちろん、どうしても境内に納めて帰りたい場合の作法も確立されています。おみくじ結び方の作法として重要なポイントは以下の3点です。

  • 指定の「みくじ掛け(結び所)」を必ず使用する:境内の生きた樹木の枝に結びつける行為は、樹皮を傷め木を枯らす原因となるため、現代の寺社では固く禁じられています。
  • 利き手と逆の手で結ぶ祈願作法:古くからの伝承として、「普段使わない片手(利き手と反対の手)だけで結びつけると、困難な行を成し遂げたことになり、凶が吉に転じる/吉運が強固に定着する」という縁起担ぎがあります。
  • 破れないよう丁寧に畳んで結ぶ:おみくじを細く平らに折り、みくじ掛けの麻紐や鉄線に対して傷をつけないよう、感謝を込めて丁寧に結び留めます。

持ち帰ったおみくじは粗末に扱わず、翌年の初詣や参拝の折に神社の「古札納所(納札所)」へ持参し、お焚き上げを依頼して感謝の念を捧げるのが正しい循環作法です。

吉田 誠
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吉田 誠

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