エボラウイルスはどこから来たのか?起源とオオコウモリの謎に迫る

エボラウイルスはどこから来たのか?起源とオオコウモリの謎に迫る

エボラウイルスはどこから来たのか?起源とオオコウモリの謎に迫るの重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。

エボラウイルスがこれほどまでに恐れられる最大の理由は、平均して約50%(過去の流行では最大90%)に達する圧倒的な致死率の高さにあります。

潜伏期間は通常2日〜21日(平均8〜10日程度)です。エボラウイルスの初期症状は、突発的な発熱、激しい倦怠感、筋肉痛、頭痛、咽頭痛など、一見するとインフルエンザやマラリアと見分けがつきにくい特徴を持っています。

しかし病勢が進行すると、嘔吐や下痢、発疹、腎機能・肝機能の低下が現れ、重症例では多臓器不全や播種性血管内凝固症候群(DIC)を引き起こします。かつて「出血熱」と呼ばれたように、皮膚や歯肉、消化管からの激しい出血を伴うケースもありますが、近年の臨床現場では出血症状よりも極度の脱水と多臓器不全が直接の死因となることが多いと報告されています。

誤解されがちですが、エボラウイルスの感染経路は空気感染ではありません。感染者の血液、汗、唾液、嘔吐物、排泄物などの体液に直接触れること(接触感染)によってのみ感染します。そのため、適切な個人防護具(PPE)を着用し、感染管理を徹底すれば、日常生活の空間を共有するだけで容易にうつる病気ではありません。

吉田 誠
Author

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。