試合が動いたのは終盤の7回裏。均衡を破ったのは、打席での粘り強さが光る中堅打者の一発だった。カウント2-2からの6球目、アウトコース低めに投じられたカットボールを鮮やかに捉えると、ライナー性の打球が左中間を真っ二つに割った。
アストロズも黙ってはいない。直後の8回表、代打策とヒットエンドランを絡めてすぐさま反撃の狼煙を上げる。一打同点の場面で迎えた主砲の打席では、球場全体が息をのむ緊張感に包まれたが、ジャイアンツの守護神が投じた渾身のストレートが空振り三振を奪い、土壇場での逆転劇を許さなかった。