かつてゴールデン帯のバラエティ番組で、誠子が明かす家族エピソードは鉄板のトークネタだった。2才年下の双子の妹・智子さんと淳子さん。妹たちが「容姿端麗な双子」としてテレビにゲスト出演した際、スタジオや視聴者が示した反応はすさまじく、姉である誠子の自虐キャラクターを決定づける強力な引き立て役となった。
「妹たちからぞんざいに扱われていた」「妹の友達からもブス扱いされた」。そんな笑い交じりの暴露話は、当時のテレビメディアが好んだ「容姿のギャップ構造」に完璧にはまっていた。バラエティの文法としては大成功だったと言える。しかし、カメラが回っていない場所での彼女たちの日常や葛藤までが、その数分のトークで全て語り尽くせていたわけではない。