防衛大学校はやばいのか?過酷訓練と脱走・いじめ疑惑の全貌

防衛大学校はやばいのか?過酷訓練と脱走・いじめ疑惑の全貌

防衛大学校はやばいのか?過酷訓練と脱走・いじめ疑惑の全貌の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

防大を語る上で避けて通れないのが、過去に幾度となく表面化してきた「いじめ」「暴力」疑惑だ。

全寮制を採用する同校では、1年生から4年生までが「部屋」と呼ばれる小単位で寝食を共にする。そこには絶対的な上下関係が存在する。上級生からの「指導」は、かつては理不尽極まりないものも少なくなかった。夜間に行われる理不尽な反省会、過度な連帯責任、精神的な追い込み。これらが外部に漏れ、裁判沙汰に発展したケースも過去に存在する。

だが、組織の体質は変化の渦中にある。学校長の久保文明のもと、ハラスメント根絶に向けた改革が推し進められてきた。指導の名を借りた暴言や暴力には厳格な処分が下されるようになり、相談窓口の設置や外部有識者による監査も導入された。それでもなお、閉鎖空間特有の同調圧力や、伝統という名の悪習が完全に消え去ったわけではない。指導とパワハラの境界線をどこに引くのか、現場では今も模索が続いている。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。