Q1:テオフィリンやアセトアミノフェンは酸性と塩基性のどちらに分類されますか?
A1:アセトアミノフェンはフェノール性ヒドロキシ基を持つため弱酸性薬物として扱われます。テオフィリンはキサンチン骨格に酸性窒素(イミド的性質)と塩基性窒素の両方を持つ両性化合物ですが、生体pH下では弱酸性薬物($pKa \approx 8.8$)として分類され、アルブミン結合や動態の議論で酸性薬物側に登場することが一般的です。
Q2:酸性薬物の中毒時に尿をアルカリ化する具体的な輸液剤は何ですか?
A2:臨床および国家試験では炭酸水素ナトリウム(重曹)注射液が代表例として出題されます。尿中pHを7.5〜8.0程度に上昇させることで、サリチル酸(アスピリン中毒)やフェノバルビタールの解離度を高め、尿細管再吸収を防いで速やかな体外排泄を促します。
Q3:CBTや国家試験の直前期、酸性と塩基性はどちらから優先して覚えるべきですか?
A3:圧倒的に「酸性薬物」から優先して覚えることを強く推奨します。医薬品全体では塩基性薬物の方が圧倒的に多数派であるため、数の少ない代表的酸性薬物(NSAIDs、バルビツール酸系、ワルファリン、フェニトイン等)をゴロで完璧に固めてしまい、「酸性薬物リストに入っていないものは原則として塩基性薬物」と消去法で判別していく戦略が最も効率的です。