彼女のトークスキルが今なお錆びついていないことは、『踊る!さんま御殿』などの番組に出演するたびに証明される。
明石家さんまの矢継ぎ早のパスに対し、家庭の生々しい愚痴や子育ての泥臭いエピソードを絶妙なキレで打ち返す。決して気取らない。「セレブ妻」ぶることもなく、世の母親たちが日頃抱えているモヤモヤを代弁するかのような鋭い毒舌。視聴者が思わず「わかる!」と膝を打つ瞬間がそこにある。
完璧な人間などどこにもいない。弱さも失敗も包み隠さず笑いに昇華させるその姿勢は、円熟味を増した彼女にしか出せない唯一無二の味わいとなっている。