声優としても屈指の実績を残した神田沙也加。ウォルト・ディズニー・ジャパン配給の世界的メガヒット作『アナと雪の女王』におけるアナ役では、彼女の声の表現力だけでなく、キャラクターの身体的な息遣いまでもが見事にトレースされていました。アニメーション特有のコミカルで愛らしい動きにピタリと寄り添う声の演技は、自身の小柄でアクティブな身体感覚と深く結びついていたと言えます。
一方で、2.5次元舞台の金字塔となった『ダンガンロンパ THE STAGE』の江ノ島盾子役では、二次元キャラクターの非現実的なプロポーションを生身の肉体で見事に再現。ミニスカートから伸びる引き締まった脚線美と抜群のポージング力で、原作ファンからも絶賛を浴びました。声優としての豊かな表現力と、肉体を使ってキャラクターを三次元に降臨させる舞台俳優としての技術。この二刀流の精度が、彼女のシルエットをより特別なものにしていたのです。