ソフトボール愛を公言し続ける渋野選手にとって、永遠のヒーローと呼べる存在が日本女子ソフトボール界の絶対的エース・上野由岐子選手です。子どもの頃からテレビにかじりつくようにして上野投手の気迫あふれるピッチングを目に焼き付けていたといいます。
全英制覇後、テレビ番組の企画や対談を通じて念願の初対面を果たした際には、目を輝かせて感激する姿が話題となりました。上野選手から「マウンドでの孤独や重圧に打ち勝つメンタル」について助言を受け、世界のトップで戦い続けるトップアスリート同士の深い共感が生まれました。
その実力が世間を驚かせたのが、プロ野球公式戦などで行われた始球式でのマウンド姿です。大きく振りかぶるダイナミックなワインドアップから、捕手のミットへ吸い込まれるような鋭いストライク投球を披露。ファンや野球関係者からは「フォームが本物の投手そのもの」「今でも軽く100キロ近い球速が出ているのではないか」と感嘆の声が上がりました。