首元に程よいボリュームと立体感を与え、解けにくさでも群を抜くのが「ミラノ巻き(ピッティ巻き)」です。まずストールを首に一周巻き、左右の長さを揃えます。次に、首元の輪の内側から片方の端を少しだけ引き出して小さなループを作ります。そのループの中へ、もう一方の端を通し、形を整えながらキュッと引き締めるだけです。この交差構造が風の侵入をシャットアウトし、一日中歩き回っても美しいドレープを維持してくれます。
さらに今年注目を集めている限定アレンジが、チェスターコートのVゾーンにすっきりと収める「アシンメトリー・ノット」です。左右非対称に垂らした布端が縦のラインを強調し、着膨れしがちな真冬のスタイルをシャープに見せてくれます。結び目を少しサイドへずらすだけで、抜け感のあるこなれた表情が完成します。急な突風でもフォルムが崩れず、暖かさと端正な佇まいを同時に手に入れられる実用性の高さが魅力です。