現在日本のネイル市場で主流となっている「ソフトジェル(ソークオフジェル)」は、柔軟性があり、専用の有機溶剤であるアセトンリムーバーに浸すことでふやけて溶ける性質を持っています。この特性を利用し、自爪を削ることなくジェルだけを溶かして落とす施術全般を「ソフトジェルオフ」と呼びます。
一方で、ネイルの種類や施術方針によってオフのアプローチは大きく異なります。代表的な違いを押さえておきましょう。
ハードジェルとの決定的な違い:
ハードジェルは強度が高く長さ出しに向いていますが、アセトンでは一切溶けません。そのため、除去するにはマシンやファイルで物理的にすべて削り落とす必要があります。自爪ギリギリまで削る高度な技術が求められるため、ハードジェルのオフはセルフで行うのが極めて困難です。
フィルイン(一層残し)との違い:
近年人気を集める「フィルイン」は、アセトンを使わずにベースジェルの薄い層を1層だけ残し、その上から新たなジェルを重ねていく技法です。毎回アセトンで全オフするソフトジェルオフに対し、フィルインは自爪へのサンディング(削り)を最小限に抑えるアプローチとして支持されています。