毎年5月4日と5日の2日間にわたって斎行される清正公大祭。この大祭期間中にしか手に入らない特別な授与品が、名高い「菖蒲勝守」だ。菖蒲(しょうぶ)の葉を模した青々とした意匠に、勝負に勝つ、尚武の精神を宿すという祈願が込められている。授与所の前にできる長蛇の列は、いまや白金台の風物詩ともいえる光景だ。
確実にお守りを授かるための狙い目は、早朝の時間帯に尽きる。授与は午前中から本格化するが、ピークを迎える正午から午後2時頃には、境内を出て道路沿いまで参拝列が延びることも珍しくない。混雑を避けるなら、開門直後の朝8時台、あるいは夕暮れ時の16時過ぎが穴場となる。
最寄りの白金高輪駅や白金台駅から向かう場合、大通り沿いのメインルートは午前中から人の流れが滞りやすい。裏手の住宅街を抜ける小径を経由すれば、喧騒を避けてスムーズに境内付近へとアプローチできる。初夏の強い日差しを防ぐ帽子と水分補給の準備は必須だ。