西洋におけるヨーロッパの伝統衣装種類は、厳しい冬の寒さや農牧業といった生活環境と密接に結びついています。世界の伝統衣装一覧でも常に高い知名度を誇る代表格をチェックしてみましょう。
- ディアンドル&レーダーホーゼン(ドイツ・オーストリア・スイス):アルプス山脈の農村で生まれた作業着が発祥。女性のディアンドルはコルセット状の胴着とエプロンが特徴で、エプロンのリボンの結び位置(左=未婚、右=既婚)で婚姻状態を示すユニークな風習が残ります。男性は頑丈な鹿革の短パン「レーダーホーゼン」を着用します。
- キルト(スコットランド):ハイランド地方の男性伝統衣装で、タータンチェック柄のウールプリーツスカート状衣服。家柄やクラン(氏族)ごとに特定の格子柄が割り振られています。
- フラメンコドレス(スペイン):アンダルシア地方のロマ(ジプシー)の女性衣装が発祥。フリルが幾重にも重なった裾は、激しい踊りのステップと感情を視覚的に増幅させます。
- サーミのガクティ(北欧ラップランド):先住民族サーミ人が着る鮮やかな青・赤・黄のフェルト衣装。厳しい極北の寒さを防ぎつつ、色や文様で出身地域や身分を表します。