無限城において童磨と対峙した鬼殺隊士たちは、いずれも彼と深い因縁で結ばれていました。まず立ちはだかった蟲柱・胡蝶しのぶは、最愛の姉である花柱・胡蝶カナエを童磨に殺害された過去を持ち、復讐のために心血を注いできました。
さらに戦乱の最中、嘴平伊之助の出生の秘密が童磨の口から明かされます。伊之助の母・琴葉は、夫の暴力から逃れて万世極楽教に保護されていましたが、童磨が信者を喰らっている現場を目撃して寺院を脱走。童磨に追い詰められた琴葉は、我が子だけでも生き延びさせようと崖の上から赤ん坊の伊之助を川へ落とし、直後に童磨によって命を奪われていたのです。
しのぶ、カナヲ、伊之助という3人の想いが交錯する戦場は、単なる力のぶつかり合いを超えた人間の尊厳と絆を懸けたリベンジマッチとなりました。