日比谷野音を語る上で外せない独自のカルチャーが、会場外の日比谷公園内で演奏に耳を傾ける「音漏れ参戦」です。屋根のない完全なオープンエア構造であるため、ステージから放たれるバンドサウンドは公園の噴水広場や周辺のベンチまでクリアに響き渡ります。
プラチナチケットを入手できなかったファンが集い、緑豊かな木々に囲まれながら持参したドリンク片手に音楽を共有する光景は、日比谷公園の初夏から秋にかけての風物詩です。
ただし、公園は一般の来園者や近隣住民も利用する公共の憩いの場です。通路を塞ぐようなレジャーシートの展開を避けることや、大声での騒乱、ゴミのポイ捨てを厳に慎むことが、長年この文化が容認されてきた最低限のマナーです。