結論から言えば、日本の芸能界において「生まれつき完全なオッドアイである」と医学的に確定・公表されている日本人芸能人は極めて稀、あるいはほぼ実在しないというのが取材班の導き出した結論です。
ネット上の掲示板やSNSでは、定期的に「オッドアイの日本人タレント特集」といったまとめが拡散されます。しかし、その多くを詳細にファクトチェックしていくと、以下のような背景が見えてきます。
最も多いのが、「プロモーションや役作りのためのカラーコンタクト装用」です。アーティストのMV撮影や舞台、ファンタジー色の強いドラマ・映画の出演時に左右で異なる色味のコンタクトレンズを装着した姿が、ファンの間で「実は本物なのでは」と語り継がれるパターンです。
さらに、高精細カメラの普及とスタジオ照明の高度化によって、「光の差し込む角度による見え方の違い」が静止画として切り取られ、左右で色が異なって見えた画像が拡散されるケースも目立ちます。ミステリアスなビジュアルを求める大衆の心理が、噂を一人歩きさせている側面は否定できません。