「高砂高校に入ると、大学進学は厳しいのではないか」という不安の声を耳にすることがあります。しかし、進路実績の数値を精査すると、卒業生の約6割から7割が大学・短期大学へ進学しており、専門学校進学が約2割、就職が約1割というバランスの取れた構造が浮かび上がります。
大学進学における中心ゾーンは、神戸学院大学、流通科学大学、神戸国際大学、姫路獨協大学、甲南女子大学、武庫川女子大学など、兵庫県内および関西圏の中堅私立大学です。特筆すべきは、私立大学の指定校推薦枠の豊富さです。長年の伝統と卒業生の堅実な実績により、近隣の私立大学から多数の指定校推薦枠が提供されています。一般選抜で共通テストや個別学力を競うよりも、高校3年間の校内定期考査で評定平均3.8〜4.2程度を維持し、指定校推薦や公募推薦で年内に志望校を決める生徒が主流を占めています。
また、医療・看護分野への適性を持つ生徒に向けた支援体制も定評があります。看護系専門学校や医療系私立大学への進学ルートが確立されており、将来的に医療現場や福祉領域で確かなキャリアを築きたい生徒にとって、手厚い面接・小論文指導を受けられる環境は大きな魅力となっています。