全国各地で温浴施設の老朽化や淘汰が叫ばれる一方で、エンターテインメントとデザイン性を融合させた新世代の施設は着実にファンを増やしてきた。その先駆けとして市場を牽引してきたブランドの中でも、熊谷の店舗が発信する独自性は際立っている。
単なる「風呂屋」としての営業にとどまらず、地域イベントの開催や地元農家との連携、さらにはライフスタイル提案型の企画を次々と繰り出す姿勢。地方都市におけるカルチャーの発信拠点としての役割も担っており、それがリピーターを惹きつけて離さない強みとなっている。施設そのものがひとつのコミュニティメディアとして機能しているのだ。